さて、しいたけです。
前回の記事を読んでない方は、先に前回の記事を読んでください。
今回は資金流入と循環について解説していきます。
では早速…
資金流入について解説
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前回の記事ではドミナンスについて書きましたが、BTCが売られてアルトコインが買われているのにBTC価格が下がっていないことに触れました。
そもそもBTCと個別のアルトコインでは時価総額が違いすぎます。
BTCが売られてアルトコインが買われるといっても全てのコインが平均的に買われるわけではありません。
人気のあるコインが集中的に買われて上昇します。
人気のアルトコインが順番に1日に数十%という驚異的な上昇(PUMP)をしていけば、乗り遅れまいとして新たな資金が市場に入ってきます。
新たな資金が流入することによってBTCは価格を維持したり、価格が上昇したりすることも多々あります。
新たな資金が流入して、アルトコインが買われていますのでBTCドミナンス(占有率)は低下します。
この時の資金流入をグラフで見てみます。
右上のグラフを見てください。
テザー(USDT)や米ドルなどで買われたBTCがアルトコインに流れています。
では普段はどのような状態なのかというと↓のグラフです。
一目瞭然ですね。
このグラフを普段からチェックして資金の流れを把握しておくと良いです。
このグラフはcoinlibというサイトから閲覧できますのでこちらからどうぞ。
※このサイトは他にもいろいろ便利な使い方がありますので、後に別記事で紹介します。
もう1つ、↓の画像を見てください。
こちらは資金の流れを可視化しているサイトです。
どこの国で活発になっているかがわかります。
中国が活発な時は中国で人気のある銘柄、韓国が活発な時は韓国銘柄を購入する方が良いです。
2017~2018年にかけての仮想通貨バブルは日本からの資金流入が多く、日本で買える銘柄や日本人インフルエンサーが煽ったゴミ銘柄が100倍とか1000倍に暴騰しました。
(ゴミを煽ってた人は未だにインフルエンサーとして活躍している方もいますが、私は彼らのことをウンコだと思ってます。)
他国で何が人気なのか、特定の国の人が読んでいる仮想通貨記事をリアルタイムで読んだりするにはどうするのか等は、情報収集が必要になりますので次回の記事はそのあたりのやり方にも触れてみようと思います。
上の画像はfiatleakというサイトから見れますのでこちらからどうぞ。
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資金循環について解説
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さて、アルトコイン祭り(BTCが売られてアルトコインの価値が急騰する)が定期的に訪れる理由はなんでしょう?
急にコインの開発が進んだり、需要を見込めるような提携をしたからですか?
それなら特定の銘柄だけが急騰するはずです。
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私はお金の行き場がないからだと思っています。
もちろん市場にはいろんな要素が絡み合って価格を形成していることは理解していますので、これが全てでは無いと思いますが…
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どの市場でも同じですが新たな資金流入がなければ市場は拡大しません。
同じ市場内で同じ参加者がお金の取り合いをしているだけです。
もちろん、為替が儲かると聞けば為替市場に参加して米株が儲かると聞けば米株を買うでしょう。
逆に言えば儲からないとわかれば市場から資金が抜けていきます。
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ではアルトコイン祭りはどのような時に訪れるのでしょうか?
私の感覚なので間違っているかも知れませんが、BTC市場が飽和状態にある時だと思います。
BTCの価格が上がりもしなければ下がりもしない、ヨコヨコと言われる状態です。
この時にBTCドミナンスは高い状態になっています。
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ドミナンスが高く新規資金の流入も見込めなければ、価格は上昇しません。
BTC市場より小さな市場に資金投入をすれば少ない資金で価格を上げることができます。
ここで選ばれるのが時価総額Top30程度までのアルトコイン(メジャーアルト)です。
アルトコインの中では時価総額が高いとはいえBTCと比べれば非常に低いです。
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大口の資金を持つ参加者は意図的にメジャーアルトの価格を吊り上げます(PUMP)。
(その際に価格の上昇をさせやすい銘柄があるのですが、それはまた銘柄選定の記事で書いていきます。)
価格上昇に気づいた小口の(一般的な)市場参加者が買いたいと思うまで価格を吊り上げます。
早く買わないと乗り遅れる、そんな心理で上昇中の銘柄を買う参加者(イナゴ)に売り浴びせます。
同時に別の銘柄を吊り上げていき(PUMP)、イナゴがついたら高値で売却(DUMP)します。
PUMPさせるためには価格が上がりそうな材料(ファンダメンタルズ)を投下してくることもあります。
フェイクニュースもあったりとやりたい放題です、そして必要以上に煽ります。
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この手法はPUMP&DUMPと言い金融商品では違法とされています。
.…が仮想通貨市場は無法地帯ですのでよく目にしますw
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さて、一通りPUMP&DUMPを終えると、さらに小さな市場のコインをPUMPさせます。
まずは時価総額30~100、その後は100~300、そして時価総額300位以下の有望なコインが次々にPUMPします。
最後に送金、換金のためにBTC、ETH、XRPの価格が上昇します。
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この時アルトコインドミナンスとアルトコインの価格は急激に下がり始めます。(BTCドミナンスは上昇)。
※アルトコイン祭り中は暴落に巻き込まれないように、前記事で書いたドミナンスは常にチェックしておいてください。
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祭りが終わるとアルトコイン市場は墓場に変わります。
私はXRPが上昇を始めると、楽しかった祭りの終わりを感じるので資金を退避します。
これが一連のアルト祭りと循環です。
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循環相場は上がっている銘柄ではなく次に上がりそうな銘柄を選んで購入して、上がったら売却する。
これを徹底してください。
PUMPされたものはDUMPされて適正価格に落ち着きます(適正価格があっているかは知りませんが…)。
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では最後に…
次の記事では初心者でもできる情報収集のやり方を書いていきます。
今回の記事が今後のトレードの補助になれば幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。
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