さて、しいたけです。
今回は未決済建玉や資金調達率からアルトコイントレードに役立てて貰うための記事になります。
今回紹介するbybtは、初心者の方に理解してもらうのが大変だという理由で紹介するのを敬遠してましたが、これまでのブログを読んで実践できてる方なら使いこなせると判断しての紹介です。
いずれ補足記事などを書きますが、わからないことがあればTwitterで聞いてください(DMは解放してあります)。
では早速……
bybtの使い方
まずはこちらからbybtにアクセスしてみてください。
bybtはアプリもありますが(日本語対応済)、情報量が違うのでブラウザで説明していきます。
では下の画像を見てください。
まずは1番上の24時間のボリュームや未決済建玉(OI)がどうなっているかをみます。
ここではBTCを見ていますが、私は未決済建玉の低下は市場からの資金抜けだと思っています。
価格が低下するとともに未決済建玉も低下しているのであれば、トレード自体を敬遠する場合もあります。(ショートポジションを取るなら良いですが。)
ショートポジションをとる場合でもショートが溜まりすぎていないか確認してください。
ここで問題ないと判断すれば、アルトコインを見ていきます。
資金調達率について解説
では資金調達率について解説していきます。
画面をしたにスクロールすると下の画像のように資金調達率一覧と書いてあります。
通貨ごとに各取引所での資金調達率を可視化したものですが、そもそも資金調達率とはなんでしょうか?
証拠金を預けて、少ない資金でレバレッジをかけて取引(自己資金の10倍以上の取引をすることも可能)することを信用取引といいます。
信用取引で大口の買い注文などがあった時に、信用取引価格(先物価格)と現物価格との隔離が起こる場合があります。
その隔離を少なくするためにあるのが資金調達率だと思ってください。
基本的には信用取引は買い注文が入りやすいため、現物価格より高くなる傾向にあります。
現物価格より先物価格が高い場合は、決められた時間にロングポジション(買い注文)を持っている人から手数料を貰い、ショートポジション(売り注文)を持っている人に支払います。
逆に先物価格の方が安い場合には、ショートポジションを持っている人が手数料を支払いロングポジションを持っている人が受け取ります。
では上の画像に話を戻します。
緑色の場合は現物価格よりも先物価格が高くなっていて、赤色だと先物の方が安くなっているという認識で良いです。
普段は緑色が多いのですが、赤色が多くなってきた場合は売りが加熱していると見て良いと思います。
過去の資金調達率を詳しく見るには特定通貨をタップすれば見ることができます。
隔離が大きくなるほど手数料が上がっていきますが、それだけの偏りがあるということは市場参加者がその方向に動くと判断しているということでもあります。
トレンドを見極めて逆張りなのか順張りなのかを判断してください。
未決済建玉、ロングショート比率について解説
では次に未決済建玉とロングショート比率について解説していきます。
まずは下の画像を見てください。
未決済建玉のFuturesをタップします。
下の方に未決済建玉とBTCの価格グラフがあります。
見てもらえればわかると思いますが、未決済建玉とBTC価格は相関性があります。
記事の最初でも言いましたが、私は未決済建玉の低下は市場から資金が抜けていると思っていますのでこのような結果になるのだと思います。
出来高がなければ価格は下がりますし、出来高が多いほど価格は上昇しやすいと思います。
ではアルトコインを見ていく前に未決済建玉について話します。
信用取引は買いから入った場合は必ず売りで終わります、逆に売りから入れば買いで終わります。
1万円の時に買ったものを10500円の時に売れば差額の500円が利益になります(売りから入ることも可能)。
買ったものを売る、もしくは先に売ったものを買い戻す。
この差額が利益なり損益になるので、買い注文をしても(エントリー)、売り注文をしなければ(クローズ)利益は確定しません。
長く持っていれば資金調達手数料はかかりますが、クローズのタイミングは人それぞれです。
このクローズする前のポジションが未決済建玉です。
では個別銘柄を見ていきます。
下の画像を見てください。
茶色で囲ったところ、もしくは赤色の部分から検索して個別銘柄を表示します。
今回は$BALを見ていきますが、未決済建玉建玉と価格に隔離がありますのでもう少し詳しく見てみます。
1度トップページに戻り、currenciesに切り替えてからBALを探してタップしてください。
下の画像のようになります。
資金調達率が低すぎです。
ここで取引量の多いBinanceをタップして見ていきます。
そのまま下にスクロールします。
未決済建玉と価格の隔離、出来高の上昇は確認出来ました。
その下にあるのがロングとショートの割合です。
ここ3時間てショートの割合が少し増えた感じです。
資金調達率画像マイナスでしたので市場価格よりも低くなっているはずです。
ここではロングとショートに大きな偏りは見られませんでしたが、ロングが溜まっている場合は将来的に売り圧力が高まっているということです。
ショートの場合は逆に将来的な買い圧力があるということですが、どちらかに偏るということはトレンドが強いということでもあります。
最後に
資金調達率や未決済建玉、ロングショート比率は指標の1つとして使うのは良いですが、これだけで売買できるほど信頼できるものではありません。
チャートやファンダを確認してからエントリーするようにしてください。
このサイトでできることはもう少しありますが、自分でいろいろ触ってみて便利なな使い方を覚えて利用してみてください。
今回の記事が今後のトレードの補助になれば幸いです。
最後までお付き合いありがとうございました。
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